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随分前に読んだ本に「休暇をとるなら、7日間以上の休暇を取らないと脳は休まらない」と書かれていた。移動日の東京(丸の内で買い物をした)を入れると今日がちょうど7日目。非日常が日常のように染められ、バンコクでの滞在がまるで普通の出来事のような感覚になっていく。そんな境界線を7日目に超える。今日は、まさにそんな一日だった。

この感覚は、ウォーキングをしていて20分過ぎたときの気持ち良さにも似ている。細切れではなく、連続的に歩いていると「あ、20分過ぎたな」と感覚でわかる瞬間がある。なんとなく頭の中が気持ちよくなり、時計をチェックすると20分を超えている。(なんと誤差があっても20秒程度。)

今朝は、プルマンで一年ぶりの朝食をいただいた。エグゼクティブラウンジでの食事も可能ということでしたが、一階の大きなレストランへ。このホテルで提供される食事は、バターやバケット、チーズなど基本的なモノの質が違うことを感じさせる。一日の活力を与えてくれる魔法の料理が提供されている。

食後は、エグゼクティブラウンジにてアールグレイ。Dilmahのお茶、8種類から好きなものを選べる。朝から雨のバンコクを見ながら、「今日は、何もしなくてもいいよね」という話をする。3泊や4泊の海外旅行では、この「余裕」が生まれない。すごく観光をしたくなったり、買い物をしたくなったり。思い通りに時間をコントロール出来ないことがストレスとなる。僕が思うにこれでは、休暇にならないんだよね。

昨夜の大冒険(Tabchangというレストランへの道のり)でPocket WiFiのSIMカードが通信料の上限に達したことを思い出して、MBK(マーブンクロンセンター)にSIMカードを買いに行く事にする。カードは、4階の東急側にあるお店で200バーツ。500MBまでの通信が30日間を上限として使用可能。(店頭では、300Bの値付け・カードには、100Bの値付けだったのですが、数日前200Bで買ったことを伝えるとすんなりと200Bになった。)

おもちゃ箱をひっくり返したようなMBK。チープで楽しいものが手に入る場所。混沌とした店内を歩き、クイック印刷の印刷屋を見かける。飲食店のメニュー、名刺、ステッカーなどの印刷。思わずステッカー二種類、名刺一種類(このブログ用)をオーダーした。2時間程度で完成。なかなか面白い旅のおみやげとなりました。

MBKで歩きすぎたので、マッサージをしていこうとSiam Paragonpranaliへ。予約可能なのは、数時間後ということもありマッサージは受けずにバスソルトのみを買ってホテルに戻った。

今日は、こちらに来てはじめての「マッサージなし」の一日。

夕方5時からエグゼクティブラウンジでカクテル数種類をいただく。2日目なので材料に何があるかを把握したので、ギムレットをオーダーしてみるがラウンジのスタッフが「レシピがわからない」という。(ちなみにラウンジスタッフは、20代の女性スタッフが3〜4名常駐していて、コンシェルジュ的なこと・ウエイトレス的なこと・バーテンダー的なことを全てやっている。)ギムレットのレシピや作り方について話して、作っていただいた。ライムの味が圧倒的に違うので、力のある味に仕上がったギムレット。歩き疲れた僕たちにぴったりでした。

夜は、一年ぶりにホテル内のワインバー Wine Pubへ。18種類のタパスセットをオーダー。恐ろしいほどのお料理がテーブルに並び、2009 Cheval Noir といただく。パーカーポイントは、88点らしい。メルロー70%なので想像よりも穏やかなワインだった。

Wine Pubでは、ボルドーワインのプロモーションをやっていて、このワインは破格の1590バーツ。(約4,000円)日本での価格は、3,000円程度のワインですが、タイでのワイン価格計算方法は、「日本での市場価格×2=タイのワインショップでの価格」「タイのワインショップでの価格×2=お店での価格」となるので、普通であれば10,000円程度で提供されることとなる。実にお得でした。

ちなみにワインショップで、ごく普通のモエやランソンが10,000円くらいで売られています。セントレジスのワインバーで普通のモエを頼むと22,000円くらいだとか。

午後七時半には、酔っぱらいというあり得ない状況になり就寝。変な時間に起きて、ブログを書いています。

 

 

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