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タイ・バンコク滞在中です。今年の年末年始は、バンコク市内で過ごします。何度も訪れているバンコクですが、(ここ数年は、ほぼ毎年)行っていなかったお店がありました。マンダリンオリエンタルホテルのル・ノルマンディです。映画「サヨナライツカ」(原作:辻仁成)にも登場するこのホテルとレストラン。フランス料理店としては、バンコクでナンバーワンのレストランです。自分のなかでどこかブランド主義じゃないところがあって、(例えばROLEXの時計に興味が無いとか、ルイヴィトンのカバンに興味が無いとか)足を運ぶことがありませんでした。

先日、自宅で飲みながらバンコク滞在時のランチについて話している時、「一度はいってみるかー」とその場でSkypeで電話をして予約。いわゆる「勢い」で予約して、ル・ノルマンディに行くこととなりました。

ホテルも店内もさすが一流。シンガポールのラッフルズホテルに行った時と同じような空気を感じました。新しく出店してきている5スターホテルでは、太刀打ちができない落ち着きを感じます。ル・ノルマンディは、スタッフも非常にフレンドリーでソムリエさんとは、熱くマリアージュを語りながらワインを選びました。ランチ時には、白・赤それぞれ6種類程度のワインから選ぶことの出来るワインセットがあり、お料理のテイストとあわせながら楽しむことができます。お料理自体もそれぞれ2種類〜5種類くらいからのセレクトとなるので、非常によいサービスだと思いました。

本当に楽しく食事をさせていただき、アミューズとライムのソルベをサービスしていただきました。

それにしてもワインは、国境を超えます。ぶどう品種の特徴や樽の使い方、テイスト、ワインの骨格など・・・音楽同様に共通言語で語り、このお料理にはどんなワインが良いだろうかと考え、ソムリエさんと話せたことは本当に幸せなことでした。

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