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2014年の目標「足元を慥かめる」

(タイ・クラビ、ホン島にて。2013年7月) 毎年12月は、今年のテーマの達成度を自分なりに評価し、来年のテーマを立てます。これは、僕が23歳の頃に話した三十代の女性が 「今年は歌舞伎と決めたら、それを一年間勉強して、年末に集大成として歌舞伎を見に行ったりするの。」と話していたことに影響を受けて、ずっとやってきていることです。ちなみに 今年のテーマは、「立ち止まらない」でした。(←ここまでは、毎年同じ書き出しです。)...

場所

家を買って三年。戻る場所について、思うことがある。ちょうど昨年の今頃、書いた曲「revenir」もまさに戻る場所をテーマにした曲だった。久しぶりに音楽を作ろうと思った僕は、学生時代のことを思い出した。音楽を作るためのひとつひとつの行為が僕にとっては、原点回帰だった。 休む場所、充電する場所、新しいことを知る場所…自分にとって心地よい場所を人は、探す。お酒を飲む場所も同じ。 写真は、たまに行くお店…札幌にあるAzu Bar。 先日、夫婦で行ってシガーを吸った。モヒートからバスアルマニャックに進む僕のオーダーを珍しく家内が真似した。...

2013年の目標「立ち止まらない」

毎年12月は、今年のテーマの達成度を自分なりに評価し、来年のテーマを立てます。これは、僕が23歳の頃に話した三十代の女性が 「今年は歌舞伎と決めたら、それを一年間勉強して、年末に集大成として歌舞伎を見に行ったりするの。」と話していたことに影響を受けて、ずっとやってきていることです。ちなみに 今年のテーマは、「焦点をあわせる」でした。 (↑ここまでは、毎年同じ書き出しです。)...

Les Amoureuses [レザムルーズ]

僕がまだ高校生だった頃、旋律や和声が溢れて苦しくなり、夜中に鍵盤を弾いて何曲も作曲しました。今年は、あの頃に近い感覚を何度か味わいました。 「音楽が降りてくる」 持続性を持った旋律と和声。(ここでいう持続性とは、ふと聴こえてきた音楽が数日後、数ヶ月後、全く同じようにもう一度思い出せるという意味)それらが何かをひっくり返したみたいに唐突に溢れてくる。 言葉にするのは、あまりにも難しいのですが・・・そんな感覚です。...

また来年、みんなと会いたい

高校時代、一緒に吹奏楽団だった仲間と会うために札幌へ。20年前、18歳だった僕らは、楽器を持って一緒に音楽をつくっていた。右も左もよくわからなかったけど、ただ仲間と音楽が好きだった。20年たったけど、昔と変わらない空気感。言葉を交わさなくても、無理に話さなくてもいい安心感。 当時のことを振り返って、Mayuko.Wが僕に「よしたかくんをみんなが信じているという信頼感」という言葉でいった。驚くほどのレベルでメンバー全員がお互いに信頼しあっていた。そして、裏切る人は誰もいなかった。...

20年

高校を卒業して、20年目の夏を迎えている。 吹奏楽部をやっていた僕にとって夏は、特別な季節。夏には、コンクールや定期演奏会がある。仲間と何年間も積み重ねたものが一つの場所に到達して、泣いたり笑ったりして、別れがある。好きな女の子のシャンプーの香り、部活後の花火、海の匂い。 高校時代、吹奏楽で一緒だった仲間とは、今も特別な関係が続いている。数年ぶりに会ったとしても、言葉を交わさなくてもわかりあえる。誰かが「辛い」と言葉にしなくても、皆がそれを理解し、手を差し伸べる。そして、幸せを祈る。...
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